12月 20, 2011

中国杭州にフローリアン・クラールのアートワークをプロデュース

中国杭州市にオープンする「杭州Sino-Ocean公館住宅モデルエリア彫刻プロジェクト」にてアートワークをプロデュースしました。

北京最大の不動産デベロッパーSino-Oceanからの依頼は、杭州に開発中の商業・住居の複合施設全体のシンボルとなる未来への期待を感じさせるアートでした。制作は中国国内でということもミッションの一つでした。清水は1年半の間あらゆる方向性を探り、最終的に独創的で迫力ある作品で定評の高いフローリアン・クラールによる、ステンレスのリングの連なりによって構成された「Movement No.8」を提案。アーティストのクオリティに対する高い要求を満たす中国国内の工場を探し出すことや、日本でも難易度の高い複雑な構造を具現化することには大変苦労しましたが、三者で緊密な連携をとり、プロジェクトの顔にふさわしい大迫力の彫刻を完成させました。

 

Movement No.8

Florian Claar「Movement No.8」2011 , Photo by Florian Claar

Movement No.8

Florian Claar「Movement No.8」2011 , Photo by Florian Claar

Movement No.8

Florian Claar「Movement No.8」2011 , Photo by Florian Claar

 

■杭州Sino-Ocean公館住宅モデルエリアアートワーク
作品タイトル:Movement No.8
アーティスト名:フローリアン・クラール
アートディレクター:清水敏男
クライアント:Sino-Ocean Land

 

設置場所:杭州Sino-Ocean公館住宅モデルエリア(中国浙江省杭州市拱墅区大関路101号)
制作年:2011年
材料:ステンレス
サイズ:H2.7×W11.5×D3.1m

 

■Biography
フロリアン・クラール / Florian Claar
1968年、ドイツ、シュトゥットガルト生まれのアーティスト。1994年、ナショナルアートユニヴァーシティ・シュトゥットガルト大学院彫刻家修了。近年、東京ミッドタウンや金沢21世紀美術館などのパブリックスペースに数多くの彫刻を制作して注目を集めている。音楽や数学から着想を得た作品を多く手がけ、その独特な表現は、高い評価を得ている。神奈川県在住。

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