8月 1, 2024

ラム・カツィール個展『がんばって』開催のお知らせ

 

ラム・カツィール個展『がんばって』開催のお知らせ

2024年9月11日(水)〜 10月5日(土)

8月1日(木)予約開始▶︎https://coubic.com/themirror/4728232

ラム・カツィール「Ganbatte」2024/ビデオインスタレーション ©Studio Ram Katzir

この度THE MIRRORではラム・カツィ-ルの個展『がんばって』を開催いたします。

本展はグラングリーン大阪うめきた公園内に設置されるラム・カツィ-ルの新作彫刻『YUMEMITAI』の一般公開を記念して開催されます。

展覧会のテーマは人間の成長と無常です。展示される3点の作品は石、金属、ムービーという異なる素材で制作され、人生とは束の間の出来事であり常に変化していくものだということを表現します。

ラム・カツィ-ルの考えは、仏教の三通りの怒りの教えに想を得ています。その教えは岩のような人(岩に書いた字がいつまでも消えないように怒りが消えずいつまでも心や安らかにならない)、砂のような人(砂に書いた字のように一時は怒るがやがて消えてしまう人)、水のような人(水に字を書いても何も残らないように常に平然とし心安らかな人)のたとえです。この度の作品の素材は岩=石、砂=金属、水=ムービーという意味で選ばれ、それぞれが人生の意味(永遠、変幻、無常)を表現します。

松川ボックスの空間の中でゆっくりと作品を鑑賞し、その意味するところに想いを馳せていただければ幸いです。

《THE MIRROR》アーティスティック・ディレクター 清水敏男


ラム・カツィ-ル 個展『がんばって』展覧会概要

会期|2024年9月11日(水)〜 10月5日(土)
開廊時間|火曜〜土曜日 午後1時から5時まで、1時間ごとの入れ替え制
休廊日|日曜日・月曜日
予約|完全事前予約制(未就学児は1名につき保護者1名とご入場ください)
ご予約はこちら▶︎https://coubic.com/themirror/4728232
入場料|無料
入場に際してTHE MIRRORの運営を支援するドネーションにご協力をお願いいたします。
展示作品|3点
主催|TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE
助成|モンドリアン基金、駐日オランダ王国大使館
アーティスティック・ディレクター|清水敏男
ロゴマークデザイン|浅葉克己
instagram|@themirror_tsao
問い合わせ先|themirror@shiimzuoffice.com


本展はモンドリアン基金および駐日オランダ王国大使館の助成によって実現しました。


■ラム・カツィール|アーティスト
ラム・カツィールはアムステルダムを拠点に活動するビジュアル・アーティストです。
ニューヨークのクーパー・ユニオンで彫刻を学び、アムステルダムのリートフェルト・アカデミーでアニメーションを学んだ後、1990年代後半、子どものイメージとナチスのプロパガンダを並置したインスタレーション『Your Coloring Book』で国際的な評価を得ました。この作品はニューヨーク近代美術館の展覧会Open Endsでも紹介されました。
アムステルダム市立美術館、エルサレムのイスラエル美術館、京都芸術センターなどで個展を開催。上海ビエンナーレ、広州トリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭などの国際展にも参加しています。
ラム・カツィールは20年以上にわたり、世界中の都市計画家、ランドスケープ・デザイナー、建築家らと協働し、パブリックアートを制作してきました。
主なパブリックアート作品には横浜三井ビルの『Grow』、久屋大通公園の『Stay』、パークシティ大崎の『Acorn』、グラングリーン大阪うめきた公園『Yumemitai』があります。(いずれも清水敏男のキュレーションによる)また台北の信義広場、アムステルダムのオリンピア広場、上海の外灘西地区のインスタレーション作品があります。
ラム・カツィールは悲劇と喜劇、親しいものと親しくないものを合体させ鑑賞者に知覚を再認識させる作品を制作しています。多くの作品が世界各地のパブリック・コレクション、プライベート・コレクションに加えられています。

■清水敏男|アーティスティック・ディレクター
東京都庭園美術館キュレーター、水戸芸術館現代美術センター芸術監督を経て1997年よりTOSHIO SHIMIZU ART OFFICE主宰。Ise Cultural Foundation(New York)芸術監督(1998年〜2001年)、上海ビエンナーレ芸術監督(2000年)、上海万国博覧会日本産業館キュレーター(2010年)などを歴任。東京ミッドタウン六本木・日比谷、大手町フィナンシャルタワーなどの数多くのパブリックアートを手掛ける。2004年から2023年度まで学習院女子大学・大学院教授(美術史、アートマネジメント)を務め、現在、学習院女子大学名誉教授。公益財団法人徳間記念アニメー ション文化財団(三鷹の森ジブリ美術館)評議員、公益財団法人新宿区未来 創造財団理事。


アクセス
住所|〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-14-15 松川ボックス A棟 階段を登って左手、木製の扉が入り口です。
電車|
・副都心線西早稲田駅2番出口 徒歩4分
・東西線早稲田駅2番出口 徒歩10分
・JR山手線・西武新宿線高田馬場駅 徒歩15分
車|駐車場はありません。明治通り諏訪町交差点を早稲田大学早稲田キャンパス方面に入る、諏訪通り沿いのパーキングメーターに駐車可能です。
自転車|駐輪場はありません。

ご利用にあたって
※1時間に10名まで予約を受け付けます。複数名の予約はできませんので、一名ずつでのお申し込みをお願いいたします。
※ご予約の時間内にご入場、ご見学ください。時間内であればいつでも入場できますが入れ替え制になりますので見学時間に余裕を持ってご来場ください。
※早めに到着しても待機場所はありません。住宅地ですので時間前の到着、ギャラリーの外での待機は近隣へのご迷惑となるためご遠慮ください。
※飲食持ち込み不可です。
※開廊日が祝日の場合も開館します。
※開廊日、開廊時間、入場時間は予告なく変更、臨時休業する場合があります。
※団体や前売り他各種割引制度は実施しておりません。
※バリアフリー建築ではありませんので見学の際に配慮が必要な方は事前にご相談ください。
※プレス関係者は事前にご連絡いただければ随時取材可能です。
※写真撮影はSNSに投稿する等の個人的利用に限り可能です。展示物については会場にて撮影の可否をお知らせします。
※注意事項をご確認いただき、厳守いただくようお願いいたします。

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