11月 19, 2014
※アーカイブカフェ会場は11月23日(金)~12月5日(金)
■日比谷公会堂 1階アーカイブカフェ 11:00~17:00
山下耕平と高嶋英男の二人のアーティストによる、アーカイブをテーマにしたインスタレーション。
※月曜休館 ただし11月24日(月・祝)は開館、翌日25日(火)は振替休館
休館日は変更になる場合がありますので電話にてお問合せください。
TEL:03-5454-5177
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■日比谷図書文化館(旧 都立日比谷図書館)
片山健(絵本作家):絵本『おなかのすくさんぽ』『あかずきん』原画展示
鴻池朋子(美術家):『焚書World of Wonder』原画、『今読むペロー昔話』装画「狼頭巾」展示
月~金:10AM~22PM、土:10AM~19PM、日・祝:10AM~17PM ※会期中休館無し
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■日比谷公園&日比谷飲食街
11月27日(木)物語とアートを研究する東京芸大、神奈川大学、タスマニア大学の学生達が
日比谷公園とまちの飲食街に探索に出かけ、様々な人々の物語を取材しますので、
ぜひこの日の夜は日比谷飲食街においでください。
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■「第2回日比谷バルナイト」11月25日(火)~11月27日(木)
期間中、日比谷バルナイト参加店舗にて芸大生による日比谷物語コースターが配布されます。
詳細はHPをご覧ください。http://www.hippopotamus.jp/hibiya
監修:鴻池朋子(美術家)大山功一(ゲームプランナー)
テキスト:村井まや子(神奈川大学教授)鴻池朋子(美術家)
絵:東京藝術大学学生
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■(仮称)新日比谷プロジェクト(三井不動産株式会社)工事現場 外壁
鴻池朋子(美術家)による巨大アートウォールが11月21日より日比谷に出現します。
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リマッピング日比谷プロジェクト2014
「都市と森の境界に現れるアート展」とは
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明治36年に皇居の南側に開園した日比谷公園は、
日本初の洋風近代式公園として誕生しましたが、
それまでの日本には「公園」という概念がなく、
神社仏閣の境内が人々の集まる唯一の公共の場だったそうです。
日比谷公園はこんもりとした森を携えながら、
急速に変化する日本の近代化を日本の中心地で見守り続けてきました。
さて、この象徴的な公園を持つ日比谷の街で、今年11月から、
アートプロジェクトとシンポジウムが開催されることになりました。
アートプロジェクトでは日比谷公園や街に若いアーティストと物語研究家たちが繰り出し、
様々な日比谷の表情を捉え、新たな「物語」を発見し視覚化していきます。
そしてこれまでの日比谷の地図を、
時には示唆的な視点を持って新たにリマッピング(再編成)するのです。
またシンポジウムでは、人間が言葉を獲得し想像力を持ち、森をでて文化を形成した、
素朴で力強い場所まで立ち戻り、おとぎ話、人類学、神話学などの重層的な視点から、
アートの可能性を丁寧に語り合ってみたいと考えています。
アートは絵画や彫刻という形式でもなく、
また、快適や美しさというベクトルだけでもない、
複雑で異質な領域を兼ね備えた人間特有の表現です。
従来の美術のフィールドからだけではなく、
境界を越え様々な分野から語り合うことによって、
きっとこれからの都市という公共の場に奥行きを与えてくれるはずです。
そして、アートが辺境の地の街興しという方便でもなく、
にぎわいづくりという単なる手段でもない、
本来の力をとりもどし、人間の感覚をいきいきと再編成し、
私たちの住む街に、そのエネルギーを豊かに還元していければと思っています。
2014年9月
企画者 鴻池朋子
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主催:リマッピング日比谷プロジェクト実行委員会
お問合せ:実行委員会TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE内
(東京都新宿区西早稲田2-14-15-A/03-5155-2511)
協力:日比谷地区エリアマネジメント準備会、小さな絵本美術館、
神奈川大学、タスマニア大学、学習院女子大学清水敏男ゼミ、VOLCANOISE
後援:公益財団法人 東京都公園協会
詳細:公式Facebookページ(https://www.facebook.com/re.hibiya)をご覧ください。