重なる/Layers
2014
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概要
作家:流 麻二果
制作年:2020
サイズ: H:1000 x W:4000 x D:45 mm
素材: キャンバスに油彩
プロジェクト: A社 事務センター
日本では古くから自然の中に神々が存在すると考えられ、人々は自然に寄り添い、共生してきた。
川や海といった水辺には今生の境界といった意識もあり、人生は川に例えられることも珍しくない。
絵具を流しこむことで生まれる色の揺らぎを川の流れに見出し、川面の煌めきに生を感じながら絵筆を進める。
筆が捉えた光は、彼岸への想いを待つ。
「渡し守」とは渡し船の船頭であり、川を守る存在である。
その道中が穏やか”Good Crossing”であることを願って。
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撮影 谷裕文
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