EXHIBITION

Nicolas Floc’h

Outline

Title:
ニコラ・フロック
Place:fujikawa gallery/next, Osaka, Japan
Address:大阪府

Artist

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ニコラ・フロックは1970年ブルターニュに生まれたアーティストです。2000年に京都、2002年には茨城県守谷町のアーティストインレジデンスに滞在し、この展覧会では日本で制作された新作の作品を中心に展示しました。 ニコラ・フロックは概念のなかに隠された物質を導き出すアーティストです。

例えば、コスモスという作品があります。これはコスモスを指し示すフランス語COSMOSの形に春にコスモスの花の種を蒔き、秋に花を収穫します。 その花を販売することで作品が完結します。 コスモスという言葉は音を約束にしたがって羅列した記号です。それはその言葉を共有する集団においては、秋に咲く花コスモスのことを指し示します。その言 葉を聞いて、その可憐な花が澄んだ秋空のもと草原に咲き乱れている光景を思い浮かべる人もいることでしょう。ニコラ・フロックは言葉に込められたそうした イメージを、音の羅列のなかからするすると引っぱりだし、コスモスの花をしっかりと両手に握らせてくれるのです。

展覧会の出品作品のひとつ、Functional Floorsは平面に刻まれた家具の展開図を、実際の家具にしてしまう作品です。これもまた図面という約束事のなかにしか存在しない概念を、魔法のようにこの現実空間に存在する物質へと変換するものといえるでしょう。 またこの作品の他に、ファッションデザイナーの工房から出た布の裁断後にでた布きれを使った、Fashion Painting と新作映像作品Anna’s Lifeを展示しました。

パフォーマンス 2002年1月21日 出演:ニコラ・フロック、アラン・ミシャール