日本の中枢機能が集積する大手町。平成17年(2005年)に大手町連鎖型都市再生プロジェクトが始まりました。大手町一丁目の合同庁舎跡地に隣接していた日本経済新聞東京本社、経団連会館、JAビルを移転し、その後空いた土地に順次ビルを建設していくという完成まで10年を超える大規模なプロジェクトです。
平成28年(2016年)春、連鎖型都市再生プロジェクト最後のビルである大手町フィナンシャルシティーグランキューブが竣工し7棟の高層ビルで構成されるグロバルビジネスの戦略拠点が完成しました。
このプロジェクトではアートが新しい都市空間づくりに活用されています。都市は建物だけで構成されているわけではありません。そこに人々が集い活動することで都市は生きたものになります。アートは生きた都市を象徴し都市に生命を吹き込みます。
7棟のビルでは9名の国際的作家のアート作品がみなさんをお迎えいたします。金属、石、セメント、ガラス、布、陶器など様々な素材のアート作品が美しい空間を演出します。