7月 8, 2006

「羽田から東京が変わる!羽田空港沖合展開跡地から新しい街づくりを考える市民シンポジウム」

TOSHIO SHIMIZU ART OFFICEでは、盛岡駅西口の「aiinaいわて県民情報交流センター」に、10点のアートワークをプロデュースしました。『岩手の未来』というテーマにそって10名の作家が新作を制作しました。

都市の時代と言われて久しい。都市間競争も、人口、企業、情報などの集積や施設規模を競うことから、都市そのもの美しさ、伝統やそこに息づく都市文化、住む人のライフスタイルなど固有の個性や魅力といった都市の質が問われる時代に変わってきている。このような時代の要求の中で、東京の国際的な競争力を高める意味から羽田空港に新滑走路と国際旅客ターミナルを整備する事業が着々と進んでいる。羽田空港の再拡張・整備は、単に便数の増加や国際線化に留まるのではなく、東京湾や水辺の活用、沖合展開跡地や隣接地域の活用などと連携して魅力ある東京づくりや都市文化を創造、発信する絶好の機会と考えられる。また、東京オリンピックから40有余年経過して、新にオリンピックを誘致することはまさに東京の都市としての質を再構築し、世界にアピールする機会を創ることに他ならないであろう。特に、53haの羽田空港沖合展開跡地は、空の玄関・羽田空港に隣接していることはもちろん、東京湾や多摩川に囲まれているなど首都圏に残される恵まれた立地であるとともに、大田区の産業や周辺のまちづくりとも密接な関係を持っている。そこで、羽田空港の立地する大田区の産業界とNPOが中心となりシンポジウムを開催し、広く議論の輪を広げて、都市計画・ライフスタイル・交通・歴史・環境・観光など様々な視点から、羽田空港跡地の有効利用と首都東京の可能性を考えるシンポジウムを開催する。

■日時:
2006年6月25日(日)13:00~15:30(12:30開場)
■会場:
羽田空港第1旅客ターミナル ガレリア6F ギャラクシーホール

■プログラム:
1 開会宣言:
大江芳弘(NPO法人マグナムカップ)
2 趣旨説明:
田中常雅(羽田跡地利用推進会議世話人代表/東商大田支部)
3 来賓挨拶:
西野善雄(大田区長)/石原宏高(東京3区選出国会議員)/平将明(東京4区選出国会議員)
4 導入講演:
蒲生猛(東京航空局 東京空港事務所長)「羽田空港の拡張整備の現況と今後の展開」
5 基調講演:
簑原敬(都市プランナー)「メガシティ東京と跡地のポテンシャルについて」
6 各分野の専門家と地元関係者によるパネルディスカッション
アート計画:
清水敏男(アートプロデューサー)/スポーツ:桑田健秀(NPO法人ピポットフット)/エンターテインメント:前田三郎(株キョードー東京)/ウォーターフロント:飯島正宏(東京湾遊魚船業協同組合)/エアフロント:中村浩美(評論家・羽田航空宇宙科学館推進会議)/地域コミュニティ:田中宗宏(東京大田倶楽部)/コーディネーター:田中常雅(東商大田支部)/コメンテーター:簑原敬(都市プランナー)

■司会進行:
田中裕人(NPO法人大田まちづくり芸術支援協会)
■お問合せ:
羽田跡地利用推進会議事務局(アリエル都市研究所内)03-3731-2603
東京商工会議所大田支部 03-3734-1621

主催:
羽田跡地利用推進会議、東京商工会議所大田支部
協力:
大田観光協会、しながわ観光協会、NPO法人大田まちづくり芸術支援協会、大田ビジネス創造協議会、羽田航空宇宙科学館推進会議、社団法人東京青年会議所第5地区特別委員会大田地区、東京中小企業家同友会大田支部、東京大田倶楽部、羽田青年連合會、羽田総鎮守羽田神社宮守会、羽田商店街振興組合、NPO法人ピポットフット、NPO法人マグナムカップ、大森青べかカヌークラブ、OTSC(大田スケートクルー)、東京湾タクシー連絡協議会、ドクターボートセンター、社団法人ランドスケープコンサルタンツ協会大田支部、海老取川運河ルネッサンス協議会準備委員会、NPO法人レクリエーション協会大田支部他

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