グラスのバラ
2006
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概要
作家:土屋 公雄
制作年:2003
サイズ: H:6700 x W:16000 x D: mm
素材: アルミニウム, レンガタイル
プロジェクト: ミューザ川崎
かつて川崎駅西口には赤レンガ倉庫(旧国鉄の変電所)がありました。
これは東海道線の電化のために設置されたもので、東京駅レンガ駅舎と同時に1914年に建てられました。
川崎駅西口を利用する人々は90年近くこのレンガ倉庫を見てきました。
土屋公雄はファサード(建物正面)を再現し、さらに屋根の稜線と、レンガ倉庫が床におとす影の縁に建物の歴史を記し、ミューザ川崎を利用する人々に土地の記憶を語りかけます。
作品の傾きは、地下から記憶が湧きあがってくる様子をイメージしています。