ART AND CITY

新日比谷プロジェクト・アートウォール #2015

このたび日比谷通り沿いの仮囲いの壁画制作を画家の堂本右美さんにお願いしました。
日比谷通りの反対側に広がる日比谷公園と日比谷の街との対話が生まれる壁画、というテーマ設定です。
日比谷公園は大都会のなかにあって自然が豊かな空間です。
自然は季節とともに、そして一日のなかでも常に変化します。
公園のうえに広がる空は時と共に色をかえ、木々は光を受けて輝き、
時には雨にくもり、さまざまな表情を見せます。
その公園に面した仮囲いの壁画の前を通ると、公園を取り巻く空や木々が変化していくように、
絵の中の光景もさまざまに展開して行きます。
堂本さんの絵の中には自然があります。絵の中の自然、
変幻する光景は画家の感性が未知の世界をすすむことで生まれてくるものであり、
感動的な自然のリズムが隠されています。
壁画の前を通れば、自然と絵画が共鳴しあい、
日比谷の街にこれまでなかった新しい風景がうまれていることに気づくことでしょう。

アーティスティックディレクター:清水敏男

建築概要

竣工年: 2015
施主: 三井不動産株式会社
所在地: 東京都千代田区有楽町1-1
アートディレクター: 清水 敏男
アートコーディネート: トシオシミズアートオフィス
Map:

アーティスト

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