清水敏男とジャン=ユベール・マルタン
世界で活躍するふたりのアートディレクターがアーティストを選出し、アートワークをプロデュースしました。東京ミッドタウン全体をさまざまな文化が出会う庭園と捉え、都市とアートの新しい関係を創ります。
メインアートはイタリア在住の彫刻家・安田侃による彫刻作品『意心帰』と『妙夢』。訪れる人々をやさしく出迎えます。
21世紀、アートは都市の重要な構成要素となりました。それは都市を美しくするだけではなく、人々の心に多様な働きかけをし、都市に新しい生命を吹き込む役割を演じます。
東京ミッドタウンのアートワークは、アートと都市がこうした新しい時代を迎えたことを告げるものです。
東京ミッドタウンでは、アートプロジェクトの当初からアートディレクターとアーティストだけでなく、施主、建築家、ランドスケープアーキテクトそしてインテリアデザイナーまで全ての関係者との緊密なコラボレーションによって計画が進められました。その結果、アートと建築が調和し、街や庭園の機能とも一体化したアート環境が実現しました。